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【本を読む】ブログを読めば読解力が下がる?発信者だけが知っている秘密!

2018/06/19
 
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「気持ちと言葉でビジネスが変わる」という発想を教える人。教諭からビジネスの世界に入り、ツールや方法をメインにするな!と強く感じる。気持ちが変われば言葉が変わるからだ。【愛するもの】WPで想いを発信しているグループのメンバー・自作のベーコン・懇親会

「うちの子、スマホばっかり触っていて全然、勉強もしないの。」

「うちの子もそうよ、読書すらしないのよ。」

こんな会話を1日に1度は耳にするようになりました。

けれども、中には「たくさんの文字を読んでいるし、いいじゃないの?」と言う方もいらっしゃいます。

私はこうしてブログを書いているからこそ言えるのですが、Blogをたくさん読んだところで、知識は身につきますが、読解力は下降する一方だと思っています。

Blogが悪いと言いたい訳ではありません。

なんでもいいから文字を読めば読解力が高くなるとか、学力が高くなるというものではない!と言いたいのです。

体で感じながら何かをするアナログ的活動なしで、読解力を高めることはできません。

例え、100冊問題集を解いても、テクニックは身につきますが、言葉を深く感じることはできないでしょう。

 

そもそも読解力とは何だ?

ウィキペディアにはこう書かれています。

読解力(どっかいりょく、英:reading comprehension)とは、一般的には文章などを読み解く能力を指す。 とりわけ日本では、国語教育を想定した上で、「教材としての文章の内容を正確に読み取る」という意味合いで用いられることが従来より多かった。

これでも、いまいちピンっと来ないかもしれません。

かなり荒っぽい言い方をすれば、

文章を読み取って風景が思い浮かぶ、または、書かれた主張を深く納得することができる。

こんな感じじゃないかなぁと思います。

 

例えば、「僕はコーヒーを飲んだ」という文から…

この一文からあなたはどんな風景を想像したでしょうか。

  • オシャレなジャズが流れるホテルのカフェをイメージした人もいるでしょう。
  • 街中のスターバックスのラテをイメージした人もいるかもしれません。
  • 疲れ切った朝に、自宅で飲むインスタントコーヒーを想像する人もいるでしょう。
  • 私は、ホームセンターで見かけたコーヒーの木が気になっていますから、コーヒー豆の事を想像してしまいます。

つまり、この一文から広がる世界は、読者によってそれぞれ異なるのです。

経験や知識が豊かな人ほど、様々な解釈ができるのです。

そして、前後関係も踏まえて、この場合はきっとインスタントコーヒーだったのかな?

なんて想定をして先を読んで行くことになるのでしょう。

この想定に至るまでの過程も楽しめる人を読解力が高い人だと思っています

 

ところが、どんな場面なのか自分で選択するなんて面倒なのです。

調査によっては、大学生の50%が月に1冊も本を読まないという結果を発表しています。

その一方で、スマホの普及率は、とっくに90%を越しています。

家庭へのテレビの普及率も相当高いと思われます。

つまり、情報を得ることは好きだけれども、できるだけ考えずに情報を得たい。

こういう風潮が強くなってきたのだろうなあと思います。

実際、大人のセミナー案内を見ていても、答えが教えてもらえそうなものが増えた様に感じます。私は、答えだけ聞いても全然納得できない性格ですから、やり方・方法が教えて貰えるセミナーって面白いのかなぁ…って思うのです。

 

 

こうなると、どんなモノが読まれるか?

書店に行って、大々的に広げられている本(平積みの本)のタイトルをみれば一目瞭然です。

「空飛ぶタイヤ」みたいに訳の分からないタイトルの本は非常に少なくなってきています。

パッとタイトルを見て、簡単に書かれている内容が分かる本がズラリと並んでいます。

文体もとてもキャッチーで、親しみ溢れるものが、増えてきました。

つまり、多くの人が簡単に、情報が得られ、楽しめる本を求めているのでしょう。

本を読む人が随分少ない社会になりましたから、出版社もこうした工夫をしないと本が売れないのでしょう。

 

でも、難しい話もこうした風潮の中で、分かりやすく表現してくれるというのは、読者にとってとてもありがたいことです。

ただ、テスト的な読解力をつけるという視点から言えば、読解力は下がって当然です。

できるだけ考えなくても読める本が増えましたから。

 

大人が考えながら本を読むことを避けてきたくせに、「読解力が低い」と今の子どもに問題がある様にいう風潮も納得いかないものです。

みんながもっと本に親しみ、読む楽しみを味わうことができたら、出版社の方々は、喜んでもっと思考が必要な本を出してくれるでしょう。

 

ブログはその分かりやすさをさらに進化したモノ

こうして、私はブログの運営をしていますが、ブログ記事を書くときには、できるだけ簡単に、分かりやすく書くことを意識します。

だって、読むのが面倒だ!って方は、その場で即、×印を押せばいいんです。

別に丁寧に文字を読んで、この場合はどう解釈するのかなぁ…なんて考えるためにBlogを読む訳ではありません。

何か気になることがあって、検索をして、その答えが知りたいだけですから…。

発信者はそれを知っていて、そのニーズに会う様に書いているのです。

 

久しぶりに夏目漱石の坊ちゃんを開いてみました。

やっぱり、当時の人々の暮らしをイメージして、風景を想像しないと楽しく読むことはできないでしょう。

衣服も違うし、周りに田畑がある様も現代とは大きく異なります。

こうした作品をしみじみと味わって、自分なりの理解をするには、やっぱりたくさんのことを経験する必要があるのです。

先日、友人がこんなことを教えてくれました。

年齢を重ねると涙もろくなるっていうけれど、涙が出やすくなる体の変化じゃなくて、たくさんの経験をしているから、何か耳にした言葉、読んだ言葉が自分の経験と深く重なるから、心が大きく動くんですよ。

確かにその通りだなぁと思います。

学校も一般的にある塾も、どうしたら問題の正答率が高くなるのか?ってあたりは研究をし、指導方法を追求されていますが、それをいくら追求しても、本当の言葉の楽しさは感じられません。

だから、大学生が本を読まないっていうのも良くわかるんです。

 

言葉を楽しむ前に、たくさんのアナログ的経験をすること!

私のところに通ってくる子ども達は、

すぐに勉強をしようと筆箱やノートを出す子どもは一人もいません。

まず、畑の様子をみて、どの野菜が大きく育っているのか観察して、勝手に草抜きをしてくれます。(つまみ食いもよくある)

その後に、チラッと図鑑をみたり、理科の教科書を見るととても面白いそうです。

 

今は、たくさんの情報が動画でも手に入ります。

知りたかった答えも簡単に手に入る時代になったからこそ、アナログ的な事を大切にしたいのです。

まぁ、かなり時間がかかることですが。

でも、そうして体験したことは、ずっと心に残って、何かの本を読んだときに頭の中に浮かぶ風景の一つとなるでしょう。

この風景の材料を増やすことが読解力の土台となるのです。

私は意識的にアナログ的な活動も自分自信もするようにしています。

 

 

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