作文の宿題なんて最悪!何書いたらいいの?




子どもって作文が嫌いという子が多い気がします。

私の息子もどちらと言えば、作文が嫌い。

でも、本当は子どもって自己表現が好きですよね。

そして大人なんか、作文しなさいって言われなくても、

LINEにメール、FaceBookで文章書きまくり!

これ、子どもの時から楽しく作文できたらすごい力つきますよね。

今日は、文章を書くって本当は楽しいことなんだって

感じてもらえると嬉しいです。

 

 

文章に書くってことは超便利なことです。

 何か言いたいことがあるけれど、

今すぐには、十分に時間が取れない。

だから、後で自分のメッセージを見て欲しい。

 

遠くの人だから直接会って話すことができない。

一つの文章をたくさんの人に見てもらいたい。

 

こんな場合に文章にしておくって大変便利なものです。

特に、インターネットの世界では、

誰が書いた文章でも、心を惹きつけるものがあれば、

すぐに拡散し、多くの人の目に触れる可能性が十分にあります。

 

これを口頭で行うとなると、

全国ツアーをしなくてはいけません。

ですから、改めて言うのも何なのですが、

ある程度の考えは、「文章に書けるよ」って力は絶対にあった方がいいです。

 

 

こんな便利さがあるのに、子どもはなぜ作文が嫌いなのか?

これは、教科書のモデル文に「気持ち」が入っていないからでしょう。

(ハッキリ言いすぎだろ!)

お子さんがいらっしゃる方は、国語の教科書を見るといいです。

とっても素晴らしい、子どもの鏡のような文章が掲載されています。

 

例えば、

6年生の国語の教科書にも子どもが書いた文章例として

次のような文が掲載されています。

 

(前略)

私は、少し元気がないときにも、この本を手にとって開く。

そうすると、本はすぐに私を深い森へ連れて行って、

気持ちをおだやかにしてくれる。

いつも私の心をやさしくはげましてくれる「森へ」は、

私の宝物の1冊である。(終)

 

学習の内容としては、

心に残った本を理由も添えて友達に伝えるというものですが…

 

このモデル文、素晴らしですよね。

本を読むと、気持ちがおだやかになり、はげましてくれる…って

この事が悪いとは言いませんが、

これを読んで、ホンマや!ホンマや!分かるわ〜ってなるでしょうか。

心の底から共感するってことは難しいような気がします。

(大人目線で私は「森へ」という作品は大好きです。)

 

あまりにも凄すぎて、

「こんなことを書かないとアカンのかぁ…。

 私、こんなの書けへんけど、適当に真似しとこうか。」

と、言っている子どもも実際にいました。

 

指導者の目線で言えば、

こんな素晴らしい内容を書かせたいわけじゃなく、

分かりやすい文章表現の構成を理解させたいのですが、

子どもにしたら、そんな構成よりも

強烈素晴らしい文章がインパクトがあって、

こんなの無理…ってなるわけです。

 

自分に正直な子どもほど何を書いたいいのか…?

となっている気がしてなりません。

 




 

でも、「恋」をすれば激変します。

最近は、LINEになるのでしょうか?

ひと昔で言えば、交換日記になるのかもしれません。

この社会現象を見れば、

人は本当は自己表現が大好きだと分かるはずです。

 

「俺はなぁ…勉強なんて関係ないぜ!オラオラ…」

(こんな子どもはいないと思いますが、イメージです笑)

 

こんな感じの子どももLINEをしている風景を見ます。

相手は恋した女の子がどうか知りませんが、

電車の中でも必死に文章を書いています。

少し前なら、交換日記始めたで…と嬉しそうにいう子もいました。

(作文大嫌いだったくせに。とツッコミたくなります。)

 

なぜ、文章を書かなくてもいい場面でも書いてしまうのか?

自分の心に従い、

正直に表現できるから楽しいのではないでしょうか。

でも、学校の先生に提出する作文には、

どうしても体裁を意識してしまうのです。

これは、先生が「そうしなさい」と言わなくても、

先に挙げた教科書のモデル文を何度も音読することによって、

知らず知らずのうちに、

「やっぱり良いこと書かないとアカンのかぁ」と認識してしまうのです。

ですから、

宿題に作文が出されると、

「えぇ〜いやだ!」ってなる訳です。

 

 

正直に書かれた作文にはドキドキします。

そんな風潮の中でも、堂々と自分の考えを書いた子どもがいます。

彼女は組体操が嫌いだったのでしょう。

こんな内容を書いていました。

 

組体操が終わって、先生は「よく頑張った」と言ってくれましたが、

正しくは、「よく頑張ってくれましたね。ありがとう。」だと思います。

私は、運動会でなぜ組体操をするのか、よく分かりません。

みんなで一つのことをする良さは分かりますが、

それをするのなら、組体操でなくてもいいと思うからです。

組体操が綺麗に決まって嬉しいのは、先生だと思います。

私は本番まで頑張って練習してみましたけど、

凄い感動はありませんでした。

ちょっと良かったって感じです。

組体操が好きな人にとっては面白いかもしれませんが、

苦手な人にとったら協力してあげました。という感覚があります。

 

この作文を書いた子は、

優等生ってタイプでもありません。

でも、個別に話を聞くと、「何枚でも書けるよ。」と言っていました。

(もちろん、書いて欲しくないですけど)

上手な表現かどうかは別として、「思い」があるからいくらでも書けるし、

伝わるものも強いと思うのです。

 

あなたは、

モデル文と組体操の作文のどちらに魅力を感じましたか?

 

 

作文が嫌い!っていう理由がわかれば、解決策は?

簡単ですよね。

自分の思いを自由に表現していい場を作ることです。

ラブレターを書いてから文章を書くのが好きになったという人も

案外いるものです。

 

ところが、学校では残念ながら、

「組体操は先生のためにしてやったぞ!」なんて書くと、

お怒りになる先生もいらっしゃるかもしれませんし、

TPOを考えて、要領よく作文しようや。

という先生もいらっしゃるかもしれません。

 

いろいろとケースはありますが、

ご家庭では、「正直な思いを思い切り書いたらいい」と

いうことを伝えて上げて欲しいなぁと思います。

 

これが本当はとても大切なことです。

絶対に伝えたいことがあるけれども…

どうやったら、よりわかりやすく伝えられるの?

と、子ども自身が感じた瞬間が

一番、作文の力がつく時だからなのです。




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」
Webの活用でも、何を発信するかが重要。
あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。
ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。
現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。