子どもも大人も挑戦したらええ!

自分で考えられる子に育てたいなら「悪い子」と言われる覚悟が必要!

2018/06/08
 
勉強の意味を考える子は悪い子?
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「気持ちと言葉でビジネスが変わる」という発想を教える人。教諭からビジネスの世界に入り、ツールや方法をメインにするな!と強く感じる。気持ちが変われば言葉が変わるからだ。【愛するもの】WPで想いを発信しているグループのメンバー・自作のベーコン・懇親会

僕たち大人が何か新しいことをする際、

頭では過去にとらわれる必要もないし、

「普通こうでしょ…」みたいな感覚は一旦置いて自由な発想をしてみよう。

などとよく言われます。

それが大事なことくらい十分に分かっているのです。

けれど、ついつい一般的には…という考えが出てきます。

それほど、一般的な考え方というのは、私たちに身についているのです。

 

けれど、子どもが素直に考えを表現すると、自由な考え・発想の広さを感じるものです。

その自由さの芽を摘んでしまわないためには、私たち大人のプライドのようなものを捨てることも重要だという話をしましょう。

 

この宿題ってこんなやり方をして何の意味があるの?

宿題をする意味を考えよう

先日、ある子どもは、漢字ドリルの宿題をしながらこんな事を言いました。

学校の宿題でノートに、漢字の読み方もこうやって書かないといけないねん。

でもな、この漢字絶対に読めるって自信があるのに、全部書かないといけないって何か意味あるの?

何もすることがなくて、暇だったら別にいいけれど、他にもしないといけない事があるのに…。

確かに、自信をもって読めるのであれば、漢字の読みを全部記入する必要なんてありません。

ですから、「やらなくてもいいんじゃない?」と声をかけたのですが、そんな事、勝手に判断して行ったら先生に叱られるそうです。

結局、彼はブツブツ文句を言いながらも漢字ドリルの宿題を所定のやり方で行ったのです。

良かった事に、翌日、彼が叱られる事はなかったそうです。

でも、これで本当に良かったのでしょうか?

 

ごちゃごちゃそんな事をいう前にやりなさい!宿題はやるものでしょ!

子どもの宿題の態度

こんな話をすると、

「いやいや、決められた事をその通りにする事も重要な事だ。普通、宿題はちゃんとするものでしょ!」という声も挙がるでしょう。

そうなんです!

普通は、決められた通りにするものなのです。

ところが、普通は…という考え方は、自由な発想をする子どもには無い概念ですから、いくら話をしても腑に落ちないでしょう。

重要なのは、なぜ宿題をするのか?その目的です。

この場合、2つの目的が考えられます。

  • 漢字の読み書きを覚えて日常生活に活用できるようにする
  • 決められた事をその通りに処理できるようにする

「漢字の読み書きを覚えて日常生活に活用できるようにする」事が目的であれば、自信をもって読める漢字にまで読み仮名をつける必要は全くありません。

自分で考えて行動ができる子は、こうした点に疑問をもつ事ができるために「おかしい」と気付けるのです。

ところが、「おかしい」と気付いたからと言って、一部を省略した形で宿題を提出すると「宿題がきちんとできていない」という評価になってしまうのです。

そうした形で評価されるのは、子どもにとって不本意なのでしょう。

結局、彼のようにブツブツ文句を言いながら決められた形で宿題を進める事になるのです。

 

その結果、子ども達は何を学ぶか…

「どうせ、やらないといけない事なら、何も考えずに、言われた通りにしたらいいんでしょ。」

となってしまうのです。

残念な事に、自分で考えて行動をすれば「悪い評価」となり、

何も考えずに行動をすれば「良い評価」を得る事ができる。

そんな皮肉な状態になっているのが現状では無いでしょうか。

私もそうですが、大人って都合がいいもので、

「考えて行動しなさい!」と言っておきながら「勝手な事はするな!」なんて言いますから。

 

本当は失敗して、どん底を味わうことも重要だ!

人生の失敗もいいものだ

例えば、自分でどうやって漢字を習得するか子どもに任せると、

「この漢字ドリルの漢字は、書かずに見るだけで覚えられる!」

と言い出す事もあるでしょう。

大人は、書いた事がない文字を書かずに覚えられるのか?それは難しいんじゃない…って思うのです。

 

そして、

「書かないと覚えられないでしょ。書いて覚えなさい。」

なんて、つい言ってしまうのです。

ところが、

書かずに本当に覚えてしまう子どももいます。

書かずに覚えたつもりで、テストで大失敗をする子もいます。

結果はどちらでも良いのです。

例え、テストで大失敗しても、自分で考える事ができる子どもは、必ず新たなやり方で目標を達成しようとしますから。

そう考えると、失敗しまくってどん底をみたら良いじゃないか!って思うのです。

本当にどん底をみた人は、どん底はお宝の山だ!と誰もが言います。

歴史に名が残るような方の生い立ちを見れば、一目瞭然です。

誰もがどん底を見て、偉業を成し遂げているのです。

もちろん、そんな事はあなたも十分に承知の事だろうと思います。

 

なのに、どうして私たち大人は「こうしたら」「あぁしたら」と口を出すのでしょうか?

 

子どもの失敗を見る勇気をもとうではないか!

車の中で宿題をする

 

子どもの成績が下がってきました!大変です!

どうしたら良いのでしょう?塾に入れた方が良いでしょうか?

こんな話はあなたも耳にした事があるはずです。

ここで、子どもに何とか説得をして、塾にでも入れたら問題は回避できるかもしれません。

ところが、これでは、子ども自身が自分の力で問題を回避した事にはなりません。

そんな事も分かっているのになぜ…?

 

誰だって、どん底から這い上がれる力をもっているのです。

子どもだって、大人だって…。

でも、実際に這い上がれない人が見られるのは、

這い上がれるって信じてもらえていないし、自分自身も這い上がれるって信じていないから。

過去の実績や見返りなど一切関係なく、子どもの事を本気で信じられるのは、親であるあなただけです。

だったら、多少、どん底に行く姿を見る勇気をもとう!

ま、世間的には「悪い子」になってしまうかもしれませんけれど。

 

高校だって、ストレートに入学しなければ、人生がダメって事もないし、

大学だって、無難に入れる大学に行くなんて、勿体ないなぁって思うんです。

本気で学びたくなれば、いつでも人は思い切り学ぶ事ができるのです。

順風満帆に生きる事が幸せだと思うのであれば、別だけどね。

 

浪人もして、大学を3回も留年して、教諭を退職しても、

私は今日も自分の大好きな仕事をして1日を終える事になるでしょう。

そして、私は多分、今は大学受験の頃以上に、楽しくたくさんの事を学んでいます。

哲学者のジャック・ルソーはこう言っています。

子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやる事である

なるほどねーって思うのは、私だけでしょうか。

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