小学生でも高校物理に触れることも十分に可能。早期教育とかじゃなくて遊びながら。




科学キッズの渋谷浩一郎です。

今日は、

小学生とともに高分子の性質の基本を学んでいました。

まぁ、楽しく活動させてもらっていますが、

彼らが発する言葉が、凄い!

本当にハイレベルだなぁとつくづく感じます。

 

彼らの言葉を耳にすると、

本当に「勉強」って何なのか改めて考えさせらます。

 

点数だけを狙って勉強しているヤツの話はつまらん!

こんな見出しをつけると腹を立てられる方もいらっしゃるでしょう。

 

でも、今日お伝えすることは重要なことです。

こんな事を書けば、事業としてもマイナスかもしれませんが、

そんなことより、一人の子どもがどう学ぶのか?

これをより良い方に向く方がよっぽど重要だと思いますから、

点数だけはつまらんってことと、

何が大切なのか、社会はどうなっているのか

書いて行こうと思います。

 

15年も教諭をしていると、たくさんの子どもと出会います。

私も、散々「点数を上げろ!」「やれ!」と言ってきましたが、

大していいことはありません。

せいぜい、平均点が上がり、私も含め、大人が喜ぶだけです。

反対にこの波に乗れなかった子どもは、

自分で「できないやつ」ってレッテルを貼ってしまいます。

これは、あまりにも悲しいことです。

 

どういう事が具体例を挙げて見ましょう。

こういう光景は、

見た覚えがあるのではないでしょうか。

渋谷
この話について感想が聞きたい。
成績好きな真美さん
先生、それは成績に入れますか?
渋谷
いや〜どう感じたか知りたいだけだ。
成績好きな真美さん
じゃあ、別に言わなくてもいいよね。成績に関係ないから。

 

私は、真美さんはとても残念な思考だなぁと思うのです。

自分の行動基準が、成績に反映されるかされないか…?

だけに留まっているからです。

 

また、こんなケースもあります。

渋谷
今日は台形の面積の求め方を考えよう。
成績好きな真美さん
そんなの簡単ですよ。(上底+下底)×高さ÷2でしょ。
渋谷
さすがやなぁ。良く知ってるやん。何でその式で面積が求まるの?
成績好きな真美さん
塾の先生がこれに当てはめたらいいって言ったから。

さすが、成績好きな真美さん!

実際、彼女はテストをすればいつも高得点です。

ところが、これでは何も面白くありません。

 

成績好きな真美さん、

公式をど忘れしたら一体どうするのでしょう。

思考する楽しさを彼女はどこで感じるのでしょう。

そして、残念ながら就職したはいいものの、

会社からは求められない人材となってしまったのです。

あれだけ、成績は優秀だったのに…。

 

でも、成績好きな真美さんが悪い訳ではない!

彼女がこうした事をいう理由というものがあります。

その理由を私も作ってきました。

 

学校の先生は、少しでもテストでいい結果を採らせてやろうと思い、

「ここはテストに出るぞ〜。」なんていいます。

そして、学習塾などでもそう言われる事でしょう。

で、山のように練習問題が宿題として出されるのです。

 

さらに、問題集や参考書を見ても、

テストでいい結果を出す事をゴールとして発売されています。


問題集についても記事はこちらを参考に。

ちょっと問題集業界さん!その売り方でいいんですか?


これだけ、社会の風潮が、

テストや成績を意識したものであると、

当然、成績好きな真美さんのような人は出てくるでしょう。

私は、この風潮を変えたいのです。

 

何度でもいいます。

学問というのは、いい大学に入るための道具でもなく、

人の上下関係を決めるものではありません。

生活をより豊かにするために、

先人が何年もかけて作り上げてきたものです。

 

誤解があるといけないので、断っておきますが、

私は勉強が必要ないと思っていません。

むしろ、超重要だと思っています。

ただ、あまりにも机上(紙面)での

学びだけが重視されているので、

せっかくの学びがもったいないと思うわけです。

 

そうは言っても、せめて大学くらいは今の時代出ないと…

実は、

  • 学習塾に行かせても全然伸びない…。
  • 学校での人間関係がうまく行かない。
  • もしかして、発達面の課題じゃないのかしら…。

こんな相談をたくさん受けるわけです。

 

成績が分かりやすいので、例として挙げますが、

成績が伸びないからと言って、

スパルタ宿題山盛り塾に行きなさい!」と

言ったところで、問題が解決するでしょうか。

確かに、成績が一時的に伸びるでしょう。

それによって、少し自信がもてるようになるかも知れません。

 

ところが、問題点はそれが持続できるかどうか?

実際に、頑張り倒したけれど、結果が出ない。

この先どうしたらいいの?なんて相談もあります。

 

あなたがもし、

ポケモンのキャラ名・属性などを問うテストを

来月にするから、覚えて来い!と言われたらどうでしょうか?

面白くもないし、何の意味があるの?

と思うのではないでしょうか。

(ポケモンファンの方ごめんなさい)

子どもは、この様な状態にジッと耐えているのです。

時には耐える事も重要ですが、こればかりでは、楽しくありません。

学問の本質は生活との関わりの中にあるのです。

 




 

科学キッズの子どもとの雑談は宝の山

ピタゴラ装置を用いて流しそうめんをしよう!

という話になっていますが、

問題はそうめんの入った容器をどうひっくり返すか?

この部分を子ども達に投げかけただけで、ブツブツと話始めました。

 

玉がどうにかして、ストッパーを外す仕組みを作って、

そうしたら、そうめんの容器がひっくり返る様にできひんか?

 

でもさぁ、そうめんが思いほど、

容器がひっくり返りにくいやんかぁ。

なんかパワーがいるんと違うか?

 

さすがです。こんな話を聞けば、

位置エネルギーってものを楽しみたいなぁと思います。

これは高校物理の内容です。

 

小学生に高校物理を教えるんですか?

高校物理の基本は身の回りに転がっていますから、

小学生でも肌で感じることは十分にできます。

 

以前に高校生が

物理が分からない!マジでお手上げた!

とにかく単位すらヤバい。何とかしてくれ〜

って学生が訪問してきたことがあります。

 

高校でどんな授業なのか尋ねると、

プレゼン(パワーポイント)を使って、先生が講義する。

そして、ひたすら謎の公式が出てくる。

そりゃ、分からんわ。

 

ということで、

ビー玉とおもちゃの軽い玉(大きさはほぼ同じ)を

落下させたりしました。

どちらの方が早く落下すると思いますか?

自転車の話もしました。

 

こんなことをしていると、

だから、こんな公式になるのか!

なんて話が出てくるわけです。

 

高校生だからと言って、全て抽象的な発想で、

物事が理解できるわけではありません。

実際に試して、意識してものを見つめたらからこそ、

理解できることがあるのです。

 

この理解に、高校生も小学生もありません。

難しい物理の計算式はさておき、

位置エネルギーの威力なんてものは、

試してみれば、面白く体感することができるのです。

ついでに、力学的エネルギー保存の法則だって

十分学べそうですし、

子どもなりの楽しい表現でこれを説明することも

きっとしてくれるだろうと思っています。

 

大学入試制度も答えだけを求めない時代に。

 

どうやら入試制度も大きく変わりそうです。

ここでは超簡単に触れますが、

答えだけを求める時代から、過程を求める時代に。

要するに記述式になるってことです。

 

ようやく社会は思考する人を

求めるような具体的な動きを見せはじめました。

日経が企業の人事担当者に行ったアンケート調査によると

「主体性(99%)」を求めるという結果になっています。

 

大学も社会も、今まで求められていたものと

大きく異なるものを求め始めているように思います。

私にすればここもちょっとした通過点に過ぎないのですが、

果たして、子ども達は「主体的」に学んでいるのでしょうか。

 

科学キッズの子ども達は、高分子についても語っていました。

面白おかしく実験をやっておりますが、

先日は、高分子の性質に触れました。

これも、奥深い世界ではありますが、

冷えピタやひんやりタオルが冷たく感じられる理由を

みんなが自分なりの言葉で語りました。

 

ピタゴラ装置を作りながら、

位置エネルギー力学的エネルギーの保存について

一緒に語れる日が楽しみです。

 

楽しいことたくさんして、

でも、本当は学校の勉強でいえば、

すごいことをやっていたんだ!

こんな場所にしたいなぁと思っています。

それは、教師を辞めた、

私の意地のようなものもあるのです。

 

科学キッズに関心のある方はお気軽にメッセージを

実際、どんなことをしているのか?

うちの子どもには、こんな体験がさせてみたいけれど・・・

いろいろと思われることはあると思います。

お気軽に、下記のフォームよりメッセージをお送りください。

主に京都符亀岡市で活動は行っておりますが、

他府県からご参加してくださっている方もいらっしゃいます。

遠方の方もご遠慮なく、お気軽にメッセージをください。




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」
Webの活用でも、何を発信するかが重要。
あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。
ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。
現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。