簡単な勉強はできて当たり前?すぐにできてしまう事の方が危険な理由とは?




「そんな簡単な勉強できて当たり前じゃない!」って言葉、

保護者同士の会話で出てくるケースもあるようです。

それって、本当にそうなのでしょうか?

また、それができない子どもって何か問題なのでしょう?

ちょっと気になるなるのだったら塾に行った方がいいよ〜

こんなあおりもあったりして…

内心、ドキドキしたって保護者の方もいらっしゃいます。

 

簡単なことだと決めているのは誰なのでしょう?

例えば、虫や動物が大好きな子どもっています。

彼を今日は、「よしおくん」と呼ぶことにしましょう。

よしおくんは、トカゲを見つけ、見事な手さばきで、

捕まえることに成功しました。

 

それを、お母さんに渡すと、悲鳴が…!

「ギャーーーーー何するの?早く逃してあげなさい!」

こんなことってあるのではないでしょうか。

 

でも、よしおくんは、

「自分で逃してあげたらいいやん。」と言いましたが、

お母さんは、「無理無理…」

 

よしおくんにとっては、何でもない程簡単なことでも、

お母さんにとっては、気絶してしまう程、困難なことだったのです。

 

 

 

難しいのか?簡単なのか?それは本人が決めることです。

ところが、勉強になるとそうもいかないようです。

「こんな簡単なことがうちの子できないんですよ。」

きっと、あなたもこれに似たフレーズ聞いたことあると思います。

 

私自身を振り返ってもたくさん言われたこともあるし、

無意識にこれまでたくさん言ってきたように思います(反省)。

でも、計算が得意な子もいれば、

計算は苦手だけど、

絵を描くのはとっても得意って子もいるのは事実です。

 




 

できて当たり前って発想は私は怖いです。

算数の授業なんかをしているとよくこんな風景に出会います。

「今日は、三角形の面積を求める方法を考えてみよう」と、

いうと、「なぁんだ、そんなの知ってるで。すぐできる!」

っていう子どもはたくさんいます。

 

先生
そりゃ、凄いなぁどうやってやるの?
子ども
底辺×高さ÷2をしたらいいやん。

 

先生
なんで、そうしたらいいって思うの?
子ども
公式があるって塾の先生が言ってた!

 

テストをすれば、この子は素晴らしい結果を出すでしょう。

でも、この子は先人がどんな発想をして、

求めにくい形の面積を求めようとしたのか?

その思いに触れることはありません。

塾の先生を疑う必要はありませんが、

提示されたものの背景や理由を

知ろうとすることが本当の学びではないでしょうか。

 

彼の発想をそのまま受け取るのであれば、

つまり、

この公式を使えば、面積を求めることができるよ。

と言われたから、面積を求めました。

 

ならば!

私がこう言いましょう。

私が密かに販売をしている、

「幸せになる壺」「金運を呼ぶ掛け軸」

購入しなさい!幸せになりますから…。

 

 

できないから考えて、感動するものです。

では、この公式を知らなかった子どもは果たして、

ダメなのでしょうか。

絶対にダメとは言わせません!

 

例え、その場で自分なりの方法で考えて、

答えに辿りつかなくてもいいのです。

「メッチャ考えたけれど、どうも上手くいかない…」

これを存分に経験した子どもが、

「昔の人は、ここでこんな考え方を使ったみたいやで。」とか、

友達が「こういう風にしたら上手くできたで。」と言った時に

「おぉーーーーースゲーーーー!」

ってなるわけですよね。

 

この感激の度合いが深ければ深いほど忘れないものとなるのです。

 

公式を教えるとすぐに問題が解ける様になるでしょう。

でも、

「おぉーーーーースゲーーーー!」って

大騒ぎしている方が、ウンと価値は高いのです。

 

 

 

子育てやビジネスの世界も同じです。

どうしたら、子育ての心配がなくなりますか?

っていう質問をいただくことがあります。

 

でも、「こうしたら上手くいきますよ」っていう公式はありません。

  • どんな子どもに育って欲しいとか、
  • これまでどんな状況だったのか?
  • これまでに嬉しかったことは何か?

いろんな背景が分からないと、ご相談してくださった方の

本当に大切にしたい部分って見えてこないことがあります。

(それは一人一人異なっています)

 

こうすれば上手くいくっていう公式の様なものがあるならば、

全員が子育ては順調で(面白くないかもしれませんが)、

学校も超平和なはずです。

でも、実際、そうでない部分があるということは、

学問と同じ様に「思い」を重視する必要があると思うのです。

 

ですから、私が相談を受けた場合、

個別に時間をかなりかける様にしているのです。

 




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」
Webの活用でも、何を発信するかが重要。
あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。
ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。
現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。