子どもは「褒めるとどんどん伸びる」というのは本当?




「子どもは褒めて育てる」とよく言われます。

もちろん、大人だって褒められながら、何か学んだ方が気持ちいいですよね。

だからと言って、「叱ってはいけない」という話ではありません。

どんな時に褒めるといいのか?

また、どんな風に褒めていくと効果的なのか見ていきましょう。

 

 

そんな甘いことを言わず、厳しく育てないとダメだ!


子どもは、興味をもったものに近づこうとします。

時には周りの様子も見ないで、自分本位に行動もします。

また、勉強を全然しない子を一体いつ褒めるんだ?

「褒めて育てる」なんてなまぬるいことを言っているからダメなんだ!

こんな考え方も耳にすることがあります。

 

確かにその通り!

誰かに迷惑をかけてしまう、危険を伴う時などは、

無理矢理でも叱ってでも行動を止める必要があることも出てくるでしょう。

 

 

あるキャリア教育の実践で…子ども達は?


最近は、キャリア教育という言葉を耳にします。

キャリア教育とは、

勤労観および職業観を育てる教育。

主体的に進路を選択する能力・態度を育て、

職業生活との円滑な接続を図る。(大辞林より)

 

で、現在では、

小学生でも職場体験(物販)の様なことが行われるケースがあります。

そこで、子ども達は、

挨拶の仕方・言葉づかい・立ち方・お金の取り扱いなどを体験的に学ぶのですが、

ただただ厳しい!というお店もありました。

  • 今日はあなた達を大人として扱います。
  • 挨拶の時のお辞儀の角度がよくない。
  • 立っている時の立ち位置は考えろ!
  • 今、何ができるか考えて動きなさい。
  • お客様には笑顔で接しなさい。など…

こんな指示が次から次へと出されていきます。

どれも、間違った指示ではありませんが、

店内の空気はどんどん暗くなっていきます。

笑顔で接しなさい!と叱られて笑顔になれるのでしょうか?

 

それでも、子ども達は頑張り、目標としていた売上げ額に達成!

お店の方もそこで初めて笑顔となったわけですが…

子ども達は、この体験を通して何を学んだかというと、

大人って大変なんだなぁって事を肌で感じたようです。

 




 

一方、かなり明るい雰囲気で盛り上がっていたお店は?


細かい問題点は時々注意されたようですが、

  • 君たちは声に元気があっていいね。
  • 表情がとっても楽しそうだ。
  • なんだか気合いの様なものを感じる。
  • 売り上げを伸ばすのにどうしたらいいのか考えて、自分たちで試してみたらいいじゃないか!

と、彼らの良さを見つけて言葉にしてくださったお店もありました。

ここで、働いていた子ども達は、

 

働くって楽しいことなんだ。

お客さんが喜んで買ってくれたら、もっと売ろうって思った様です。

 

 

どちらの感想も価値あるものですが…


職場としてみた時には、どちらが利潤を追求できるか?

という視点がとても重要になります。

この場合、明らかに後者の方が、

質の高いサービスが提供でき、利潤が追求できそうな気がします。

 

もし、あなたの職場が大変明るく、楽しい場所であれば、

定時が来たから「ほな、さいなら…」とはならず、

今している仕事がひと段落つくまでやってから帰ろうとなるはずです。

この反対のケースは…考えたくありませんよね。

 

こうして、冷静に物事を見てみると、

ある程度「楽しみながら」仕事をする方が生産性が高いのです。

 

 

社員が楽しみまくるスーパーを知っていますか?


九州地方を中心に事業を展開するスーパー「ハローデイ」。

従業員は労働力という発想ではなく、

従業員のいいところを見つけ、褒めていくという経営をされています。

また、それだけにとどまらず、

「従業員が楽しめる」ということを重視し、

従業員が学園祭のようにアイディアを出しあってお店を盛り上げるという

戦略を取られています。

 

スーパーなのに学園祭の雰囲気?

こんな話を聞いただけでも私は行ってみたくなります。

 

結果は言うまでもありません。

もう何年も増収増益が続いているという状態です。

 

 

真面目な日本人、「楽しむ=ふざけている」ではありません。


日本の文化の良いところでもありますが、

仕事や勉強をするときには、いい姿勢で黙々と…という風潮があります。

これも、場所によっては必要なことでありますが、

これだけに特化してしまうと、

心は「苦しい」と感じてしまい、「忍耐」「修行」になってしまいます。

仕事をするにも勉強をするにも「忍耐」は必要ですが、

耐え抜くことがゴールではありません。

 

勉強も仕事も誰かのために役立てるものであって、

結局はそれが自分のところに帰ってくる…

そういうものです。

ですから、子育てをする際においても、

私はあなた自身が楽しむことも、子どもも楽しむことも

共に超重要なことだと思っています。

 

ちょっと今日は、ええところ見つけたろうかなぁ…

そんな気持ちになってもらえたでしょうか。




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」 Webの活用でも、何を発信するかが重要。 あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。 ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。 現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。
Recommend
No articles