子どもも大人も挑戦したらええ!

親の些細な習慣が原因で自分で考えるチャンスが奪われる!

2017/05/21
 
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「気持ちと言葉でビジネスが変わる」という発想を教える人。教諭からビジネスの世界に入り、ツールや方法をメインにするな!と強く感じる。気持ちが変われば言葉が変わるからだ。【愛するもの】WPで想いを発信しているグループのメンバー・自作のベーコン・懇親会




先日、次男がこんな事を言いました。

「お母さんが宿題を先にしなさい!って言ったからやったよ。」

世間一般的に言えば、褒められることかもしれませんが、

なんと、私は次男を叱りました。

これの一体何がいけないのでしょうか。

 

 

自分で考えて行動しなかったからです。

自分の人生は自分で切り拓いていきなさい!

いろんなところでこうした言葉は言われます。

子育てをしている人も学校の先生も…

これを否定する人はきっといないことでしょう。

 

けれども、自分で切り拓く練習の場が子どもにはないのです。

どういうことか?もう少し詳しく見ていきましょう。

 

朝、「早く起きなさい!」「さっさと着替えないと間に合わないよ。」

朝は大人も大忙しですから、とにかく次々と指示がとびます。

 

そして、学校に到着。

多少の休み時間はあるものの、ここでもたくさんの指示があります。

「チャイムがなったぞ!席に着きなさい。」

「このプリントを今から10分でしなさい。」

「早く給食を食べなさい。」

学校の先生も大忙しですから、ここでも指示が次々に出されます。

 

そして、疲れて家に帰宅…。

「宿題をしてから遊びに行きなさい!」

「塾の宿題は終わったの?」

「早くお風呂に入って寝なさい。」

 

こうして、改めて生活を見直すと、

1日に何度、私たち大人は、指示を出していることでしょう。

そして、こう言うのです。

「今の子どもは指示待ちタイプが多いなぁ…」

 

でも、こうして見直すとその原因ははっきりします。

これだけ指示が多い中で生活をしていますから、

知らず知らずに指示が有るものだと認知してしまうようになるのです。

 

 

ある子どもがこの状況は辛いと教えてくれました。

その子は不登校傾向であり、

一般的には優秀だと言えない子どもだったのかもしれません。

それでも、的確に今の状況を見ているなぁと感じました。

 

あんなぁ、大人は「自分で考えて行動しなさい!」っていうでしょ。

でも、別の時には「言った通りにしなさい」とか

先生なんかは「そんな指示は出していません」って言うやろ。

俺らの生活ちょっと見たらわかるやろ。

朝から「〜しなさい」って言われて家を出て、

学校でも「〜しなさい」で終わる。

これで、ホンマに「考えて行動できる」ようになると思う?

自分で考えて、何か決めるってことって全然してないで。

宿題をする時間まで、実際は決められているからなぁ。

 




 

人が決めたことで、いい結果が出ないと…

あなたも仕事でたくさんの指示が出されていると思います。

「売り上げを伸ばしなさい。仕事を取って来るには、とにかく人に会え!」

なんて言われて、闇雲にひたすら歩き、人に会う。

でも、全然結果が出ないとなるとどう思うでしょう?

 

人に会ったところで、全然結果が出ないやんか!

 

「言われたことをしたのに結果が出ない」ってことだけに目が行き、

結局は「人のせい」になってしまい勝ちです。

 

 

勉強を頑張っている学生についても同様です。

「家庭教師をつけても、塾に通ってもなかなか結果が出ない。

 いい先生ってなかなかいないよね〜。」

こんな言葉を耳にした方も多いと思います。

先生の言った通りにしたのに結果が出ないと、

つい、「先生のせい」にしたくなってしまうものです。

 

でも、事の本質はそんな部分にありません。

もちろん、いい上司や先生との出会いも大切ですが、

思った通りに行かない時に、

もっとも重要なのは、

どこに問題があるのか探そうとする目なのです。

 

 

その目を養うには、自分で決めて行動するしかありません。

今日、遊びたいから宿題は夜になってからしよう!

と自分で決めたとしましょう。

でも、夜には見たいテレビ番組があり、

結局、眠たい目をこすりながら夜な夜な宿題をする羽目に。

 

こんなケースだって出てくるでしょう。

でも、これは失敗ではないのです。

「後回しにするんじゃなかった」

「遊ぶかテレビを見るか…どちらかにする必要が会ったなぁ」

こうしたことが感じられたら、大きな収穫となります。

 

ところが、人生経験の長い大人は、

こんなことを当たり前のように知っていますから、

本人が気づく前につい、

「だから遊びに行く前に宿題をしなさいって言ったでしょ。」

なんて言ってしまうことがあります。

ここを少し我慢するだけで、

子どもはよりよい生活ができるようなヒントを自分で見つけることができます。

 

 

私が次男を叱った理由は見えたでしょうか?

これから自分の人生を自分で切り拓いていって欲しいのです。

だから宿題をするタイミングも自分で決めることが大切なのです。

例え、大人から見てそれが大失敗であってもいいのです。

眠くて全然はかどらないってことが分かればそれも収穫なのです。

 

「お母さんが〜と言ったから〜をした」という思考よりも、

「僕は今日、〜がしたいから〜を先に済ませてみる」という思考の方が、

私ははるかに価値有るものだと思っています。

 

些細な例ではありますが、

自分の生活を自分で決める習慣が定着している子どもは、

言われたことをその通りにする子どもよりも、

一歩深い思考で考えることが当然のこととなるのです。

 

自分で決めて行った行動には、

様々な結果(嬉しい結果も悲惨な結果も)がつきものですが、

絶対に失敗はないのです。

例え、悲惨な結果であっても、

それは生きる上でとても重要な糧となるはずなのです。

 

本当に「考えて行動する子どもに育てたい」

そんな思いがあるのなら、

思い切り子どもを信じてみてください。

そして、どれだけ自分が指示を出しているのか、

ぜひ、意識してみてください。

 

大人が指示を出す量を減らせば、

子どもが考える量というのは必ず増えるものです。

1日単位で見れば、ほんのわずかな違いでしょう。

ところが、この違いは大人が意識し続ける限り続きます。

1年間、何をするにも「考える機会」に恵まれた子どもと、

指示通りに行動してきた子どもの違いは、

どれほどのものになるのでしょう。

この部分は数値化できるものではありませんので、

あなたの想像に任せたいと思います。




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