嫌なことが消えてしまう重要な発想とは?




生きていると、まぁそれなりに嫌なこともあるものです。

例えば、上司に

「お前は愛想が悪いから営業成績伸びないんだよ!」

何て言われると、ムカッ!!!

何だよ偉そうなことを言いやがって…。

 

そして、仕事帰りに同僚を誘って呑む。

「ちょっと聞いてよ〜。課長の田中なんか偉そうに…」

こんな話をして、ちょっと慰めてもらって帰宅する。

よくある風景ではないでしょうか。

 

嫌はあるけれど、理想ってありますか?

実は、こういう話をよく聞くことがあるのですが、

私が注目して聞くのは、理想が具体的であるか?

ってことです。

 

つまり、課長の田中さんが偉そうに言ったことは嫌なことですが、

課長の田中さんにどう対応して欲しいのか、

考えられていないケースが多々あります。

 

課長の田中さんが嫌。

ということだけであれば、解決策を考えることができません。

下手をすれば、一緒に陰口を叩く嫌な奴になってしまいます。

 

でも、課長の田中さんにこうなって欲しいという

理想があれば、そこに向かって何か行動できるかも知れません。

 

じゃあ、課長の田中さんにどうなって欲しいですか?

難しく考える必要はありません。

例えば、

私には優しい言葉をかけて欲しいとか、

私に注意する点があったとしても丁寧に言って欲しい。

そもそも上司として尊敬していないから、関わりをほとんどもちたくない。

(酷い願望ですが…)

 

こういった理想を明確にすることが大切です。

 

あなたは、気づいているでしょうか。

すでに、一杯呑んで文句を言って、慰めてもらっているのと、

理想を明確にするのとでは、全く行動が変わってくるということに。

 

優しい上司になって貰うにはどうしたらいいのですか?

これをすれば、

万人が優しくなりますっていうような方法はありません。

もし、それがあるのなら、世界はもっと平和なはずです。

 

でも、優しく接してくれるようになる

可能性があるアプローチはたくさんあります。

いくつか例を挙げてみましょう。

 

プレゼントを敢えて渡してみる。


落ち込んだ恭子ちゃん

田中課長、夏みかんが好きって前におっしゃっていましたよね。

たまたま、たくさんいただいたので持ってきました。

ご家族に自慢気にもって帰ってくださいね。

口の悪い田中課長

なんかあったのか?

お前がそんな気を効かせるなんて…。

ありがたく受け取っておくよ。ありがとう。

落ち込んだ恭子ちゃん

田中課長、実はこの前の愛想が悪いって話、

反省したんです。だから、これも練習だと思って…。

でも、今度はもう少し優しく言ってくれた方が、

私はやる気が出るかなぁ…って思います。

さて、田中課長はこれで優しくなるでしょうか?

それは分かりませんが、この会話のあと、

恭子ちゃんが激怒されるってことはないでしょう。

 

優しい田中課長という設定で正直に話す。


どんなに偉そうにしている人でも、

奥さんには頭が上がらないって人もいることでしょう。

つまり、

人は誰でも反対の側面をもっているということです。

偉そうな田中課長も、

奥さんに「あんた!今日はゴミの日よ。出しておいてね。」

なんて言われると、「はい!!分かりました!!」

ってしているのかも知れません。

 

だから、優しい田中課長をあなたが作ればいいのです。

落ち込んだ恭子ちゃん

田中課長、この前の愛想がないって話、

私は本当にこたえましたよ。

でも、言いにくいことまでズバって言ってくれるなんて、

本当は優しい方なんだと思いました。

ありがとうございます。

口の悪い田中課長

おっ、言いたいことが分かってくれたか。

俺はお前のためを思って言ったんだ。

これからも頑張ってくれよな。

落ち込んだ恭子ちゃん

もちろん、もっと愛想よくして頑張ります。

私の周りにいる人って、

私にとっても優しくしてくれる人ばかりなんです。

だから恵まれているなぁと思います。

 

 

さて、落ち込んだ恭子ちゃんはこの後、

田中課長に激怒されるでしょうか。

 




そんな筋書き通りにいくわけないでしょ!

こんな話をしていると、

そんな筋書き通りに行くわけないでしょ。

って言われる方がいます。

果たしてそれは本当でしょうか?

上手くいくのか、いかないのか…

実は、ほとんどの人は試す前に推測で

田中課長はそんな簡単に変わらない奴と

決めつけてしまっているのです。

 

では、なぜそんな推測を勝手にしてしまうのでしょう。

プレゼントを贈ると変わってくれるかも知れない。

優しい人だと思って接して見ると変わってくれるかも知れない。

何をしても田中課長は変わらないかも知れない。

どれも推測です。

ですから、絶対に上手くいく保証もなければ、

必ず失敗するとも言い切ることはできません。

 

でも、ここで人はついつい損失を恐れてしまうのです。

プレゼントを贈って笑われたりしないだろうか?

一方的に「優しいですね」というなんて気持ち悪く思われないだろうか…。

これがとても怖いんです。

そして、実際に行動を伴わない、

何をしても田中課長は変わらないかも知れない。

という思考に落ち着いてしますのです。

 

子どもも勉強に対して似たような発想をします。

基本的に子どもは無理やりさせられる勉強が嫌いです。

私は勉強するということに深い価値があると思っていますが、

勉強が嫌いな子どもはこんな発想をしてしまいます。

この前、テスト勉強をしたのに全然成果がでないやんか!

こんな勉強なんかしても意味ないじゃん!

ってなるわけです。

苦痛を我慢し、時間を投資したにも関わらず、

成果が出なかった、全て無駄だった…。

だから、勉強なんか大嫌い!

実は、この発想がとても勿体ないなぁと思うのです。

 

大嫌いで終わってしまっているからです。

嫌いな勉強を今すぐに「大好きになれ!」なんて言われても、

好きになるなんてことはできないでしょう。

だから、嫌いなままでいいんです。

大切なことは、

勉強なんか大嫌いでいいけれど、

自分は何がしたいのか?ってところまで考えてから、

勉強なんか大嫌いになって欲しいと思います。

 

嫌はあるけれど、好きは見えにくい。

これは悪い発想ではありません。

本能的にこういう性質が人には備わっているのです。

だからこそ、好き・理想を明確に見るということは、

意識的にして行く必要があると思うのです。

 




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」
Webの活用でも、何を発信するかが重要。
あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。
ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。
現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。