信じることがどれだけ格好いいのか?それを教えてくれた2つの事例




誰にだって、大切にしたい思いがあるはずです。

例えば、家族のコミュニケーションは絶対に大切だとか、

子どもが正直に思いを語れる場所があることは重要だとか…。

こうした思いを仕事にしている方は、最高に幸せなのかもしれません。

けれども、仕事となると利益のことも考え、

思いがブレてしまうことも出てくるのではないでしょうか。

 

 

一切のブレを感じさせなかった社長の思いとは?

私は子どもの成長と住居とも深い関わりがあると考えています。

極めて簡単に言えば、工場で人工的に作られたクロスやフローングからは、

化学的な薬剤が長い年月をかけて揮発をし続けます。

学校の建物も同様です。

その中で、たくさんの人は暮らし、勉強をしているのです。

敏感な方は、この化学的なものが辛い…と言われる方もいます。

特に、何も感じない方でもこの環境は、

意識されないストレスとなることは確かであります。

 

これじゃ、日本が危ないって思いで

木材を人間と同じように扱い、丁寧に自然乾燥させて、

建物の材料を作るメーカー(KAIKENコーポレーション)があります。

そして、この材料を使って施工をする

沖縄のラムハウジングの社長(川上優さん)と、

しばしの時間過ごした時に、

自分の思いを貫き通すってことは、こういう事なんだと強く感じました。

 

社長

実はね、化学的なものに突然反応するようになった人がいて、どこの病院に行っても対応が分からないって言われた方がいるんですよ。

渋谷
じゃあ、外出しても排気ガスなども問題もあるので、その方は相当辛い思いをされたのでは?
社長
それもそうなんだけど、病院でも対応が分からないとなると、症状が辛いのと、精神的な不安がかなり強くなられて、相当大変だったそうですよ。で、うちの事務所は丸ごと自然でしょ。「あぁ、気持ちいい」って言って、しょっちゅう来ていましたよ。
渋谷
そんなに気に入られたのなら、その方もリフォームとか新築されたんですか?
社長
いやいや、それがこういう場所に来れば、体の具合が良くなるって感じたのでしょうね。精神的な不安がかなり軽減されて、随分元気になれましたから、リフォームなどはされなかったんです。
渋谷
あらら、なんだかちょっとした仕事のチャンスが逃げてしまった感じもありますよね。
社長
えっ?そうですか?本当に良かったって思いましたよ。うちで扱っているものに触れて、元気が出るって人が増えたら、それだけでもとても嬉しいことですよ。

 

こんな言葉をサラッと言われるのです。

私の視点は目先だけの様な気がしましたが、

社長はとにかく、沖縄の人が元気になればいい!という、

最終的なゴールを常にしっかりと見られていると感じました。

お仕事をされているあなたは、

これほど懐深い言葉をサラッと言えるでしょうか?

KAIKENコーポレーションの材料で作られた部屋(鹿児島県)

 

 

雑誌の編集長も原点を大切にされていました。

同じく沖縄に面白い雑誌「えら部」というものがあります。

編集長の山内良子さんは、自分の体験を通して、

沖縄の女性に自信をもってほしいし、

起業する方のサポートもしたいという願いで、

雑誌「えら部」を作られています。

 

ですから、こだわりが凄い。

広告を出す方に、

どんな視点をもつことが重要かまで伝えられています。

 

イベントでは、5000人以上の方を動員し、

企業などのスポンサーまでつく勢いとなったそうです。

一時は、雑誌「えら部(現在フリー)」ですが、

有料化にして、さらに価値ある情報提供を!と考えたそうですが、

やはり、フリーを続行するそうです。

なぜ、これほどになってもフリーを続行するのか?

 

沖縄の女性に自信をもってほしいし、

起業する方のサポートもしたい

有料の雑誌にしなくても、

この原点の思いは、達成できる!と改めて感じたそうです。

 

 

 

言葉で言えば簡単ですが、目標を貫き通すことは大変です。

受験に置き換えると大変わかりやすいです。

「私は経済について学びたい」と言っていた人が、

進路指導の先生に、

「その学力では少し厳しいね。でも教育学部ならいけそうかもね。」

と言われて、進路を変更するケースって案外あるものです。

これが、いけないって話ではありません。

 

「私は浪人してでも経済について学びたい。」

言い切ることは大変勇気がいるということです。

「とりあえず行ける大学に入って、経済の授業をとったら?」

「浪人したら就職が大変ってきくよ。」

なんていう邪魔が入ることも出てきます。

実際、浪人することになれば、

「だから言ったやろ」なんていう人も出てくるでしょう。

そんな事も分かった上で、

それでも、「私は経済について学びたい」というのは、

相当な勇気と覚悟がいることは察しがつくのではないでしょうか。

 




 

紹介したお二人からあなたは何を感じましたか?

沖縄の建築はコンクリートが中心です。

そこに木造建築の良さを伝えていくとなると、

相当な苦労をされたことだろうと思います。

 

雑誌にしても同様です。

今の凄い形に至るまでに、壮絶なドラマがあったはずです。

 

それでも、原点を大切にして、

ずっと続けてこられたのは、

「これが大切」と信じて疑わないものがあったからです。

それに対して、何度も批判もあり、

悔しい思いをされた日もきっとあると思います。

 

だからこそ、

社長の言うたった一言、

「元気が出るって人が増えたら、それだけでもとても嬉しいことですよ。」

にとんでもない暖かさを感じ、

 

山内良子さんの

「広告を載せる人が喜んで、自分で配布する変な雑誌です。」

「有料化は辞めました。」

って言葉に面白さと本気を感じるのです。

 

 

あなたが今、大切だと思っていることがあるならば…

誰かに「それはおかしい」「そんなことは辞めておいた方がいい。」

などと言われたり、

時には、何の見返りもなく、

生活が苦しくなるというような邪魔が入るかもしれません。

そんな、状況をイメージしても、

自分が大切にしたい思いは貫くことはできるだろうか?

と、自分に問いかけてみて欲しいと思います。

 

私はこのお二人の思いやこれまでの実践を伺い、

格好いい!と思うと同時に、

自分に対して正直になった時に生まれる「目標」には、

大きな可能性を引き出す力があると感じました。




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」
Webの活用でも、何を発信するかが重要。
あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。
ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。
現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。
Recommend
No articles