子どもに料理を任せるための超具体的な発想とは?

子どもに料理を任せるための超具体的な発想とは?




子どもに料理を任せて行きたいけれども、実際に何からやればいいか分かりません。

もっと具体的に教えてください。なんて、質問をいただきました。

確かに物事には基本というものがありますから、手順にしたがって教えた方がいいのか?

いやいや、興味関心の方が重要…だから、関心が損なわれないように配慮した方がいいのか?

結構、悩むかもしれません。

この問題、絶対的な答えってないと思うのですが、我が家の場合どうして行ったのか?

具体的に紹介して行きましょう。

 

発想は柔軟に!お客様相手の仕事家事を区別しよう

ここでは、仕事が上だとか、家事だから気楽に…なんていう話がしたいわけではありません。

仕事と家事の違いってなんだと思いますか?

男子調理室的に言えば、料理店で出す料理と家庭で出す料理の違いはなんですか?

ということは、まず整理しておきたいものです。

 

様々な考え方がありますが、この様な考え方も一つだと思っています。

仕事は同一の質を提供するもの

AさんもBさんも同じものを購入されたのであれば、

同じ質のサービスを提供する必要があります。これが仕事。

例えば、ラーメン屋を営んでいたとすると、

今日お客様に出したラーメンと明日お客様に出すラーメンの質が概ね同じ必要があります。

 

家庭料理の場合は常に同一の質である必要がない

むしろ、状況に応じて変化させる必要があるのだと思います。

食事で言えば、今日はお母さんの体調が優れないから

軽い感じの食事にしようとか、

面白いレシピを教わったから、新たなメニューに挑戦してみよう…

と変化に富んでいた方が、いいと言えそうです。

 

だから、皿洗いから始めなくてもいいんです。

お客様に出す料理ではありませんから、失敗してもいいんです。

やってみたいと思うことがあれば、挑戦すればいいんです。

基本が大切だ!なんて言って、

皿洗いから始める必要もありません。

包丁を使うのはまだ早い!という必要もありません。

興味の向くままに、挑戦してみたらいいのです。(大怪我をしない程度に)

 

あの刺身包丁、めっちゃ格好いい!使ってみたい!

刺身を切る板前さんをみて、息子は格好いい♡と感じた様です。

格好いいなぁってなれば、当然、真似したくなるものです。

あの板前さんが格好いいと感じる人は、俺もスーっと、一気に切ろう!と思ったことがあるはずです。

で、刺身包丁を出して、真似てみるわけです。

でも、結果は分かりますよね(涙)刺身はボロボロ…

板前さんは、簡単そうに切っていたけど、

僕にはできなかった…。

 

実はこの悲惨な感じがいいんです。

 

上手にできなかった理由は絶対にある!それを自分で探せ!

「ほらっ!あんたにはまだ難しいはずって言ったでしょ。」

なんて、言ってしまうとやる気も失せてしまいます。

しかも、この様な言葉かけが数回続いてしまうと、

どうせ俺には難しいんだよなぁ〜って自分で自分に言い聞かせる様になってしまいます。

これが一番大きな問題なのです。

どうせ難しいしできない…って思っていることは、大抵できません。

そして、実際に挑戦してみて「できない自分」を再確認するわけです。

このスパイラルは絶対に避けておきたいものです。

 

また、冷静に大人を見ている子どもは、

「ほらっ!あんたにはまだ難しいはずって言ったでしょ。」

なんていうと、大人は挑戦しろ!っていうくせに、失敗したら怒るやん!

と感じてしまうのです。

 

刺身がボロボロ…なんて、本当はショック。

かなりのショックなんですが…だからと言って子どもを叱っても刺身は元に戻りません。

刺身がボロボロになってしまったら、いさぎよくなめろうにしたらいいのです。

 

なめろうってなんだ?って方はこちらを参照してください。

鯵のなめろうを作ろう!~マナミの花嫁修業【第1回】~

 

でも、「何で失敗したんだろう?板さんと何が違うと思う?」

って言うとどうでしょうか?

もう、会話は広がる一方です。

あっ!包丁が違うんだ!

練習量が違うはず。もっと刺身買おう!

もう一回、切っているところが見たい!

もっと刺身を冷やした方がいいんじゃない?

どれが正解ってことはありません。

今は便利な時代ですからいつでも板前さんの様子を見ることができます。

Youtubeでもう一度、確かめたらいいんです。

 

我が家では、

刺身包丁は、手前に引きながら切るなんて話になって、

そういえば、刀と刺身包丁は形が似ているよね。

だから、押しながら切ったらおかしいんだ!

なんて話になりました。

 

小学生にして、

「押し切り」「引き切り」ががあって、

包丁の形状によって使い方が違うなんてところまで話を楽しく進めることができました。

 

ここでいう刺身包丁の切り方、大人の方でも実は知らない人、案外いるものです。

こんなことを言って、優越感満載にして、またまた、家事をお願いしていくのです。

 

息子は今夜、久しぶりにオムレツ用マイフライパンを出してきて、せっせと磨いておりました。

 




記事を書いている人

渋谷 浩一郎
渋谷 浩一郎地味にコツコツ事業を伸ばす物書き屋
理想の実現、事業を伸ばすのに重要なものは「想い」 Webの活用でも、何を発信するかが重要。 あなたの想いを引き出し、目に見える形にするのが得意。 ビジネスを伸ばすセッションは、ヤバい!が連呼される。 現在、建築メーカー冊子の連載・WordPressで想いを伝えよう!グループを運営する他、朝6時から生徒と一緒に勉強をするなど独創的な取り組みを行っている。